長くなりますが、自己紹介をさせていただきます。
河合きょうこと申します。
ご覧いただければ幸いです。
1975年、愛知県生まれ。
ずっと名古屋で学生生活を送りました。
大学卒業後、一般企業へ入社。仕事はとてもハードで、疲れるばかりの毎日を送っていました。
1日の半分以上を職場で過ごすような家と会社との往復だけの毎日に疲れ、なんとか脱却したいと興味のあったアロマスクールに入学します。
当時「トリートメント」を学んだのではなく、「どうして匂いが心や身体に良いのか」という
アロマの成分知識や化学的根拠などを学びました。
母がアートフラワーや生け花の講師をしていて、植物図鑑やハーブ辞典が自宅にあって子供の頃よく見ていたことが影響していると思います。「体にいい、食べられる草がある!」とびっくりしたことは今でも覚えています。そのうちハーブを使った料理にも興味を持ち、中高生になるとレシピを探して料理をするようになっていました。
入学したアロマスクールで「アロマの知識」を学びましたが、そこでの「アロマトリートメント」を受けた後の自分の内面の変化は忘れられません。自分では元気でいるつもりが、心も体も疲れていてガチガチに固まっていることに初めて気付かされ、大切にされる心地よさ、身体が楽になることで前向きになれる事を初めて知ります。この時「いつかはアロマに関わる仕事ができたら」と思うようになりました。
この後しばらくして人間関係の悩みから大きく体調を崩してしまいます。ストレスで眠れない、食欲がなく、最後には身体の震えが止まらず立ち上がれなくなってしまい、会社を休職。
「こんな事でめげてしまう自分はなんて弱いんだろう。何もできない自分には価値がない。」
当時の自分はそう思っていました。そんな中で励ましてくれたのは家族や当時かかっていた診療内科の先生。
救われたのは「今は自分が好きなことだけ考えて、自分が好きなことをすればいい」という言葉です。
誰かのためではなく自分のために好きなことをするのが一番と言われ、思い浮かんだのが「アロマ」に関わることでした。
「心のリハビリ」として自分の好きなアロマのトリートメントを学び始めてようやく体調が少しずつ回復していきました。時間はかかりましたが、それからは技術知識をブラッシュアップし続け、アロマサロンを主宰するに至っています。
好きなことだからこそ、続けられてきたのだと思います。
今まで出逢ったお客様の中には、私のように精神的にも体力的にもお疲れになった方が多くいらっしゃいました。この方々が施術の後にホッとしているお顔を見る毎、自分の中で自信と希望、そしてやりがいを見出していくことができました。
その後、「精神と肌、身体のつながり」をとても大切にされている先生に出逢い、当時の自分がいかに心と身体のバランスを失っていたか気付かされました。
さまざまな経験を経て今、とても元気に過しています。
初めて受けたアロマトリートメントで感じた手の温もり。
心にいつまでも残っていた心地よさの余韻。
フルーレットではそんな温かさを感じながら
「ご自分を労わる時間を過ごしてもらいたい」という気持ちで
いつもお客様をお迎えしています。